ご葬儀後のスケジュール

ご葬儀が終わってから

ご葬儀が終わってから大きく分けて3種類の手続きが必要になります。

  1. 1 挨拶・御礼
    挨拶回り、弔電・ご供花等のお礼、香典返し
  2. 2 供養に関する事
    忌日法要、位牌・仏壇の準備・納骨・お墓。年忌法要
  3. 3 法的な手続き
    名義変更、費用・相続関係、返却・解約関係
  • 葬儀当日に済ませておきたいこと
    • 世話役・会計係の方からの引き継ぎ
      香典と香典袋、香典帳、供花・供物帳、弔辞文・弔電、会葬者名簿・名刺、立て替え金の精算、忘れ物の有無
  • 葬儀後早めに済ませておきたいこと
    • 挨拶回り
    • お寺や親戚との四十九日法要や納骨の日時の相談
  • 四十九日までに済ませておきたいこと
    • 遺言状の確認
    • 遺品の整理
    • 四十九日法要の手配
      お寺への確認、会場の決定、料理・引き出物の手配、案内状の送付、本位牌の準備
    • 仏壇がない場合は位牌と一緒に手配
    • 納骨の手配
    • 香典返しの手配
    • お寺・親戚との四十九日法要や納骨の日時の相談

1 挨拶・御礼

挨拶回り

  • 葬儀でお世話になった方々には初七日くらいまでには、喪主か家族がお礼を述べておきます
  • 挨拶回りの服装は准喪服か地味な平服にします

弔電・ご供花の御礼

  • ご弔意を頂いた方々へのお礼の挨拶をしましょう
    (ハガキの例文等もご用意しております)

香典返し

  • 香典返しは半額が基本。最近は当日(即日返し)にするのが一般的になってきました
  • 香典の金額が高額な場合は、忌明けに改めてお返しを送るようにしましょう

2 供養に関する事

忌日法要

死後七日ごとに四十九日まで行う法要

  • 仏教では死後七週間は、まだ故人があの世とこの世の間をさまよっているとされています。
  • この四十九日間は、中陰(ちゅういん)とも呼ばれています。
  • 死後七日目から七日ごとに七回、閻魔大王(えんまだいおう)をはじめとする十王から、生前の行いに対してお裁きを受け、四十九日目で来世の行き先が決まるとされています。
  • 来世とは、天、人間、修羅(しゅら)、畜生(ちくしょう)、餓鬼(がき)、地獄の六道(ろくどう)のことです。
    この間、故人は七日ごとに、生前の行いに対して閻魔大王をはじめとする十王からお裁きを受けるとされ、この六道の世界はどこへ行っても煩悩の苦しみがあり、それを超越した世界が極楽浄土です。
    残された家族は、故人が極楽浄土に行けるように、このお裁きを受ける七日ごとに故人に善を送る(追善)法要を営みます。
初七日 しょなのか 命日も含めて7日目
二七日 ふたなのか 命日も含めて14日目
三七日 みなのか 命日も含めて21日目
四七日 よなのか 命日も含めて28日目
五七日
(=三十五日)
いつなのか
(さんじゅうごにち)
命日も含めて35日目
六七日 むなのか 命日も含めて42日目
七七日
(=四十九日)
なななのか
(しじゅうくにち)
命日も含めて49日目
百カ日 ひゃっかにち 命日も含めて100日目

最も重要な四十九日の法要

  • 四十九日は、初七日から七日ごとに受けたお裁きにより来世の行き先が決まるもっとも重要な日です。
  • 故人が極楽浄土に行けるように願い、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招いて四十九日法要を営みます。
  • この日をもって、忌明け(きあけ)となりますので、法要後、忌明けの会食を開きます。
  • 法要は忌日(きび)の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、最近は週末に行うことが多く、法要の日をずらす場合は、遅れてはいけないとされていますが、忌日より早めに行うならば、何曜日でもかまいません。
  • 四十九日は、それまで喪に服していた遺族が日常生活にもどる日でもあります。

位牌・仏壇の準備

四十九日の法要までに位牌・仏壇の準備をしましょう

  • 白木の位牌は、葬儀に用いる仮の位牌で四十九日法要までは、遺骨、遺影と一緒にまつりますが、四十九日法要の時に菩提寺に納め、漆塗りの本位牌に住職から魂入れをしていただきます。
  • 戒名の文字入れに2週間位かかりますので、早めに仏壇店に依頼した方がいいでしょう。

納骨・お寺

お墓・納骨の準備をしましょう

  • 納骨の時期は地域の慣習によって違いがありますが、すでにお墓をお持ちの方は、四十九日法要と合わせて納骨を行う場合が多いです。
  • お墓の手配が間に合わない場合は、百カ日、一周忌などの法要に合わせてお墓を手配し納骨するとよいでしょう。

年忌法要

一周忌

  • 人が亡くなってから一年後の命日を一周忌といい、家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を営みます。
  • お墓の手配が間に合わない場合は、百カ日、一周忌などの法要に合わせてお墓を手配し納骨するとよいでしょう。
  • 一周忌までが喪中(もちゅう)で、この日をもって喪(も)が明けることになり、喪中の正月は、年賀状、年始挨拶、正月飾り、初詣などの正月行事を控えます。
亡くなった翌年 一周忌 いっしゅうき
亡くなった2年後 三回忌 さんかいき
亡くなった年も数えて7年後 七回忌 ななかいき
亡くなった年も数えて13年後 十三回忌 じゅうさんかいき
亡くなった年も数えて17年後 十七回忌 じゅうななかいき
亡くなった年も数えて23年後 二十三回忌 にじゅうさんかいき
亡くなった年も数えて27年後 二十七回忌 にじゅうななかいき
亡くなった年も数えて33年後 三十三回忌 さんじゅうさんかいき
亡くなった年も数えて50年後 五十回忌 ごじゅうかいき
  • 年忌法要は、年回法要ともいい、一般に法事と呼ばれています。
  • 一周忌と三回忌は、四十九日法要に次いで大切な法要で、親族を招いて規模の大きな法要を営みます。
  • スムーズにできるように、2ヵ月前から準備をした方がいいでしょう。

3 法的な手続き

  • 法律的な手続きも進めなくてはなりません。
  • 特に相続に関する手続きは早めに遺言書の有無や相続人の数、財産の内容を確認しておいた方がよいでしょう。
  • 手続きをしないと、故人の借金も法定相続人に引き継がれてしまうこともありますのでご注意ください。
  • 遺産相続や名義変更の手続きには複雑な面がありますので、法律の知識が必要な時には、弁護士や公共の法律相談機関などに相談するといいでしょう。また煩雑な手続きは、司法書士や税理士に手続きを代行してもらうこともできます。
名義変更関係
内容 申請窓口 手続き 期間
住民票 市区町村 世帯主変更 14日以内
電気・ガス・水道・電話 各会社 名義変更 なるべく早く
借家・借地 地主・家主 名義変更 なるべく早く
不動産 法務省 所有権移転登記 相続決定後
預貯金・株券 銀行・証券会社 名義変更 相続決定後
自動車 陸運局 移転登録 相続決定後
費用・相続関係
内容 申請窓口 手続き 期間
年金 社会保険事務所
共済組合事務所
市区町村
遺族年金
死亡一時金
なるべく早く
健康保険 社会保険事務所
市区町村
埋葬費
葬祭費
2年以内
相続権 家庭裁判所 限定認証
相続放棄
3ヶ月以内
相続税 税務署 相続税申告と納付 10ヶ月以内
所得税 税務署 故人の準確定申告 4ヶ月以内
医療費還付 税務署 医療費控除の還付請求 5年以内
生命保険 生命保険会社 保険金の請求 3年以内
労災保険 勤務先
労働基準監督署
葬祭料
遺族補償年金
2年以内
返却・解約関係
内容 申請窓口 手続き 期間
身分証明書 勤務先 返却 なるべく早く
運転免許証 警察 返却 なるべく早く
クレジットカード 発行会社 解約 なるべく早く
会員証 加入会社 解約 なるべく早く